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月別アーカイブ: 2025年11月

タナカ美装のよもやま話

皆さんこんにちは!
タナカ美装工業株式会社、更新担当の中西です。

 

自然素材(無垢・漆喰・珪藻土):心地よさとメンテナンス

 

① 無垢フローリング:足触りと香り

  • 樹種別の特徴
      オーク:万能で安定性◎
      ウォルナット:重厚で深みある色合い
      チェリー:経年で飴色に変化
      パイン:柔らかく温かみのある肌触り

  • 仕上げの違い
     ・オイル仕上げ:呼吸を妨げず再塗装で再生可能
     ・ウレタン仕上げ:汚れに強いが光沢が出やすい
     ・自然オイル+ワックス:マットで上質な風合い

  • 注意点
      水染み/☀️ 日焼け/️ 反りに注意
     → 水拭きは固く絞る/窓際はUV対策/湿度40〜60%を維持

  • メンテナンス
      小傷:サンド+再塗装で修復
      深い凹み:スチーム+アイロンで繊維を復元(裏ワザ)


② 漆喰・珪藻土:調湿と陰影の美

  • 漆喰:アルカリ性でカビに強く、「白の抜け」が魅力。
     照明で映えるコテ跡の陰影が美しい。

  • 珪藻土:多孔質で調湿力◎。消臭効果もあるが、水には弱い。

  • 下地処理
      メッシュ補強/伸縮目地/ジョイントの丁寧なパテ処理が割れ防止に有効。

  • 汚れ対策
     ・腰高まで撥水クリア塗装
     ・洗面・キッチン周りは不燃パネルに切替
     ・落書きは専用クリーナーで軽減 ️


③ 自然系壁紙・和紙・布

  • 和紙壁紙:柔らかい光の拡散で上質な印象。撥水加工で手垢防止。

  • 布壁紙:吸音性が高く、帯電防止タイプでホコリ軽減。

  • 施工のポイント:目透かしや重ねしろ精度が仕上がりを左右。


④ タタミ・コルク・竹

  • :い草の香りと弾力。縁なし畳でモダンに。湿気・日焼け対策を。

  • コルク:断熱・防音・足触りに優れ、傷の復元も容易。水回りは避ける。

  • :硬く強く、和モダンに好相性。表面模様をデザインの一部に活かす。


⑤ 組合せとゾーニング ️

空間 床材 壁材・仕上げ 特徴
LDK 無垢フローリング(主要動線にラグ) 漆喰・珪藻土+腰高撥水、不燃パネル併用 明るく通気性◎
寝室 木質 or コルク 紙系・珪藻土 2700K照明でリラックス
洗面・玄関 タイル or フロアタイル 腰高まで撥水塗装 汚れ防止と清潔感

⑥ コスト・環境・認証

  • コスト目安
     無垢材は挽板・突板より高価だが、巾・長さ・等級で調整可。
     節有や再利用材でコスパ向上。

  • 環境対応
      F☆☆☆☆・低VOC仕様を選定。
      森林認証(FSC/PEFC)取得でトレーサブルに。

  • 断熱・気密の考え方
     自然素材自体は断熱材ではない。
     → 外皮性能で断熱を確保し、仕上げ材で快適性をプラス。


⑦ 予算・工期の目安 ⏱️

内容 費用目安 工期
無垢床(6畳) 15〜45万円 2〜3日+乾燥/養生
漆喰・珪藻土(6畳壁天井) 12〜35万円 2〜4日
自然系壁紙 8〜20万円 1〜2日

⑧ ケーススタディ

課題:LDKの湿気と匂い、掃除の手間が多い。
解決策

  • 床をオーク無垢オイル仕上げに

  • 壁を珪藻土+腰高撥水に変更

  • キッチン周りを不燃パネル仕上げ

  • ラグで動線を保護

効果
️ 梅雨時のベタつき軽減
匂いの滞留も減少
半年に一度のオイルメンテで愛着UP


⑨ チェックリスト ✅

☐ 水・油・日射の強い箇所は異素材で切替
☐ 下地の割れ・不陸対策と施工条件の確認
☐ 保護・撥水・メンテナンス計画の明確化
☐ 家具脚・ラグ・巾木との干渉チェック
☐ 認証・低VOCのエビデンス確認


まとめ

自然素材は「丁寧に歳を重ねる」楽しみ。
場所と使い方を見極めれば、
傷も染みも“わが家の履歴”として輝く。✨

 

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タナカ美装のよもやま話

皆さんこんにちは!
タナカ美装工業株式会社、更新担当の中西です。

 

子ども部屋&在宅ワークスペース:成長と働き方に寄り添う

 

① まず“役割”を決める ✍️

  • 幼少期(遊ぶ・片付ける・眠る)
      視界に入りやすいオープン収納で「自分で戻す」を習慣化。
      角R加工、安全マット、誤飲対策を徹底。

  • 小中期(勉強・睡眠・趣味)
      机の正面は壁にして集中力UP。家族の目が届く半個室が理想。

  • 高校〜(プライバシー確保)
     扉+遮音、LAN・電源の独立化、換気強化。

  • 在宅ワーク(集中・Web会議・資料保管)
     音・視線・背景をコントロールし、長時間の快適性を確保。


② レイアウト:回遊と“分割/統合”を見据える

  • 2人兄弟の一室:将来分割を想定し、可動間仕切+天井下地の補強。

  • ベッド配置:窓下(結露・冷気)とエアコン直風を避ける。壁沿いに配置し、照明・電源を手の届く位置に。

  • 学習机
     ・手元照明は左上(右利きの場合)
     ・机奥行:600〜700mm
     ・モニタ位置:目線よりやや下

  • ワーク席
      カメラがドア方向を向かないよう配置。背面は壁や本棚で背景を整える。


③ 収納設計:定位置の科学

  • 可動棚ピッチ:30mm単位で調整。

  • 寸法目安
     ・教科書・A4ファイル:奥行350mm
     ・衣類収納:奥行600mm

  • 使いやすさの工夫
      ラベリングと色分けで“考えず戻せる”。
      下段=ランドセル/中段=日常/上段=季節物。

  • 空間効率:造作ベッド下収納や小上がり活用。ただし湿気逃げスリットを確保。


④ 音環境:遮音+吸音の二段構え

  • :石膏ボード二重+グラスウール充填。コンセント背中合わせは避ける。

  • :集合住宅では遮音等級適合材を使用。ラグやカーペットタイルで足音・反響を調整。

  • 天井:会議が多いワーク席には吸音パネル・有孔ボードを採用。


⑤ 光環境:演色と眩しさ制御

  • 照明色温度
     ・学習:4000K前後
     ・リラックス:2700〜3000K
      演色性Ra90前後で自然な色味を再現。

  • グレア(眩しさ)対策
     モニタに直射が当たらない配置に。
     ブラインドやロールスクリーンで光を拡散し、壁洗い照明で影を柔らげる。

  • ナイトライト
      足元に微光を設置し、夜間の転倒防止。


⑥ 空気と温熱:頭が冴える“空気の質” ️❄️

  • 換気:24時間換気+局所換気(在宅時は弱→強切替)。
     CO₂濃度1000ppm以下を目安。

  • エアコン:容量適正・風向制御。
     直風を避け、サーキュレータで部屋全体を撹拌。

  • 冬季:足元温度を優先、ドラフト防止に内窓やカーテンボックス。

  • 加湿器:結露しやすい窓際から離して配置。


⑦ IT・電源・セキュリティ:仕事品質を担保

  • LAN:会議が多いなら有線LANを1ポート確保。将来用に空配管も準備。

  • 電源:机上2口+足元4口が目安。ケーブルトレイで床配線ゼロに。

  • 情報保護
      背景に家族動線が映らないようゾーニング。
     鍵付きキャビネットで機密書類を管理。


⑧ 安全・衛生:ケガとアレルゲンを減らす

  • 安全対策:角R仕上げ・飛散防止フィルム・耐震ラッチを標準装備。
     手すりやロフト梯子は滑りにくい仕上げに。

  • 衛生対策:低VOC建材・拭き取りやすい壁材採用。
     タイルカーペットで部分洗いが可能。


⑨ 予算・工期の目安 ⏱️

内容 費用目安 工期
子ども部屋(内装+造作収納) 20〜80万円 3〜7日
可動間仕切+吸音施工 30〜120万円 5〜10日
ワークスペース(デスク造作+照明+LAN) 15〜60万円 2〜5日

⑩ ケーススタディ

課題:LDK隣接の学習&ワークスペースで集中できず、背景に生活感が出る。
対策

  • 可動間仕切+吸音層で半個室化

  • 壁洗い照明+本棚で背景整理

  • 有線LAN+配線トレイで足元スッキリ

効果
会議時の音切れ・反響が減少。
学習時間の集中度UP。


⑪ チェックリスト ✅

☐ 将来の分割/統合方針と下地補強
☐ 机の寸法・照明位置・眩しさ対策
☐ 遮音+吸音の併用確認
☐ 換気量・風向・CO₂管理
☐ LAN・電源・配線マネジメント
☐ 安全(角R/フィルム/耐震)+衛生材の選定


まとめ

子どもの成長も働き方も、「変化する」のが前提
可変性 × 環境三点セット(光・音・空気) × 配線余力を備えれば、
模様替えのたびに “家が味方になる空間” に進化します。✨

 

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タナカ美装のよもやま話

皆さんこんにちは!
タナカ美装工業株式会社、更新担当の中西です。

 

🚪 玄関・ドア・防犯:鍵・採光・断熱・動線

 

① 断熱・気密:ドア1枚で体感が変わる ❄️

  • 断熱ドアへ更新
     👉 カバー工法なら外壁を壊さず1日で交換可能。
     👉 床の段差を解消し、気密パッキンで隙間風をシャットアウト。

  • 袖・欄間ガラス:Low-E合わせガラスで断熱+防犯を両立。

  • コーキング材:ノンブリード・防カビ仕様を選定。


② 採光・通風:暗い玄関を一気に解決 💡

  • 採光:スリット採光・縦長FIX窓を袖・親子扉に。
     🔸 目隠しルーバー付きでプライバシーも確保。

  • 通風:網戸一体型通風ドアで臭気・湿気を排出。
     🌸 花粉シーズンはフィルター付き換気口を併用。


③ 動線・収納:散らかりにくい設計 🧺

  • シューズクローク
     回遊型で出入口を二方向に。長物収納や傘も立てて収納OK。

  • 帰宅動線:玄関→手洗い→LDKを一直線に配置し、手洗い動線を短縮。

  • 安全対策
     泥落としマット設置、段差の視認性UP、ノンスリップ框で転倒防止。


④ 防犯:抑止・遅延・通報を層で重ねる 🔐

防犯要素 対策ポイント
錠前 2ロック+鎌デッド仕様。サムターン回し防止タイプ採用。
ガラス 袖・ランマは合わせガラス+面格子。避難経路にも配慮。
蝶番・枠 防犯丁番・ピン打ちでこじ開け遅延。枠ビス増し締め&戸当り調整。
可視化 センサライト・録画インターホン・表札の明瞭化で心理的抑止。

⑤ 宅配・置き配:生活動線まで設計 📦

  • 宅配ボックス・置き配スペース:庇下など雨のかからない場所に設置。

  • 動線設計:大型荷物の回転半径を確保し、門扉〜玄関は段差ゼロスロープで。


⑥ 庇・アプローチ:雨仕舞いと見え方 🌧️

  • 庇(ひさし):出寸法2〜4尺を基準に風向・開口幅で調整。

  • 竪樋:清掃しやすい位置に配置。

  • 照明:演色性Ra80以上の人感+常夜灯の2系統で、省エネと防犯を両立。


⑦ マンションでの選択肢 🏢

  • 玄関ドアは共用部のため交換不可が一般的。
     👉 シリンダー交換・ドアスコープ防犯化・ドアクローザ調整で改善。

  • 補助錠追加時は戸当りとの干渉に注意。

  • 避難通路の確保を最優先。


⑧ 施工フローと検査 🗂️

  1. 現況採寸・既存枠の歪み確認

  2. カバー工法で新枠取付

  3. 断熱扉吊込・建付け調整

  4. 気密・止水処理

  5. 金物/錠前/スマートロック設定

  6. 庇・照明・インターホン接続

  7. 検査(こじ開け・建付け・気密)

  8. 取扱説明・鍵引渡し


⑨ 予算・工期の目安 💰⏱️

内容 費用目安 工期
断熱ドア(親子・袖付)カバー工法 25〜60万円 約1日
スマートロック 2〜6万円+取付費
録画インターホン 2〜6万円
庇新設 5〜20万円
外構照明 2〜10万円

⑩ ケーススタディ 🧩

課題:冬の玄関が寒く暗い。不在時の荷物で再配達が多い。
対策

  • 断熱ドア(カバー工法)

  • 縦スリット採光

  • スマートロック+宅配ボックス

  • 庇+人感照明

効果
🌡️ 玄関の体感温度が上昇し、空間が明るく。
📦 再配達ゼロでストレス解消✨


⑪ チェックリスト ✅

☐ カバー工法の納まり・段差解消
☐ 2ロック・鎌デッド・サムターン対策
☐ 採光・通風・プライバシーの両立
☐ 庇と照明の配置・電源経路確認
☐ 宅配動線・置き配スペースの確保
☐ マンション規約・避難通路の確認


💡 まとめ

玄関は「家の顔」であり、毎日の入退室のハブ
断熱 × 採光 × 動線 × 防犯を最適化することで、
見た目も暮らしも劇的にアップグレードします。🚪✨

 

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タナカ美装のよもやま話

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タナカ美装工業株式会社、更新担当の中西です。

 

🏠 バルコニー/ベランダ防水:雨漏りゼロの作り方

 

① 現況診断と原因仮説の立て方 🔍

症状メモ

  • 天井シミの位置

  • 雨天時のみ発生か

  • 連続雨で悪化するか

  • 風向の影響

  • 排水滞留の有無

📸 写真と併せ、雨量・風向も記録!

典型的な原因

  • 立上り高さ不足(サッシ下や笠木基部)

  • 入隅補強不足(クロス方向の割れ)

  • ドレン詰まり(落ち葉・砂)や改修ドレン不良

  • 笠木の継ぎ目・ビス穴からの浸入

  • タイル直貼りによるひび割れ浸水

診断手順

  1. 目視調査

  2. 赤外線/含水計チェック

  3. 局所撤去

  4. 散水試験(上流から順に)
    → 原因部位を特定!


② 勾配・排水:水は重力に従う ⛳

  • 勾配は 1/100〜1/50 を確保。

  • わずかな凹みでも水たまり→劣化を加速。

  • 排水口(ドレン)は最下点へ配置。

  • 清掃しやすい脱着式ルーフドレン採用。

  • 詰まり対策に オーバーフロー排水 を設置。

  • 雨だまりはパテ補修でなく、下地から面調整


③ 材料別の選び方と向き・不向き 🧰

材料 特徴・適性
FRP 硬くて強い。小〜中面積向き。入隅補強と継ぎ目処理が重要。直射日光に強いが下地の動きに弱い。
ウレタン塗膜 継ぎ目なしで複雑形状に強い。膜厚管理とピンホール対策がカギ。トップコート更新で寿命延長。
塩ビシート 面安定性・耐候性◎。広面積や陸屋根に最適。立上り溶着の品質で差が出る。
改質アスファルト 屋上の定番。熟練した施工技術が必要。

④ 端部・入隅・立上り・貫通部のディテール 🧱

  • 立上り高さ:外壁側200mm以上/サッシ下100mm以上

  • 入隅:増し張り・コーナーパッチで補強。シートはR処理。

  • 貫通部:配管はスリーブ+シール+押え金物で三重防水。

  • 笠木:逆勾配防止の水返し設置。ビスは防水ブチル+キャップ処理。


⑤ サッシ・開口部との取り合い 🚪

  • 掃き出しサッシ下枠は 水切り金物+立上り連続

  • 段差ゼロを狙う場合は 排水溝やグレーチング で逃げ道を確保。

  • サッシ交換時は一次防水(外側)と二次防水(内側)の整合を守る。


⑥ タイル・ウッドデッキ併用時の注意 🌳

  • タイル:防水層の上に浮かせて施工。直貼りはNG(ヘアクラック→浸水)。

  • ウッドデッキ:束・ビス貫通部がリスク。点接地構造で清掃性を確保。


⑦ 施工フロー(改修例) 🗂️

  1. 養生・近隣挨拶

  2. 既存防水撤去・下地補修

  3. 勾配調整

  4. 立上り・入隅補強

  5. 本体施工

  6. 笠木・端部処理

  7. 改修ドレン/オーバーフロー設置

  8. トップコート

  9. 散水試験

  10. 取説・保証書引渡し


⑧ マンションでの注意 🏢

  • 管理規約・作業時間・共有部養生を遵守。

  • 外観変更の可否を確認。

  • 共用縦管にゴミを流さない運用を徹底。


⑨ メンテナンス計画 🧹

  • 半年に1回:ドレン清掃

  • 年1回:トップコート点検

  • 台風後:散水テストで早期異常検知


⑩ 予算・工期の目安 💰⏱️

工法 費用目安 期間
FRP防水 10〜30万円(3〜8㎡) 1〜2日
ウレタン防水 12〜35万円 1〜3日
塩ビシート防水 18〜50万円 2〜4日
改修ドレン/オーバーフロー 2〜8万円/箇所

⑪ ケーススタディ 🧩

課題:掃き出しサッシ下からの漏水+中央に水たまり
原因:下地凹み・立上り不足・ドレン詰まり
対策

  • 下地全面レベリング

  • 立上り200mm確保

  • 改修ドレン+オーバーフロー新設

  • 散水試験で検証

効果:豪雨でも漏水ゼロ🌧️/清掃頻度・不安が大幅低下✨


⑫ チェックリスト ✅

☐ 立上り・入隅・端部の補強
☐ 勾配1/100以上・水たまりなし
☐ ドレン清掃性・オーバーフロー有
☐ サッシ下の一次/二次防水整合
☐ 笠木継ぎ目・ビス穴の止水
☐ 散水試験実施&写真記録


💡まとめ

ベランダ防水は「材料」よりも「ディテール」が勝負!
入れない・入っても出す・点検を仕組みに。
これが雨漏りゼロの基本原則です。🏠💦

 

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